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シーズン5

01 Crusade

三ヵ月後。
クロエ自身が撮ったらしきビデオメッセージが流れる。
「いろんな質問があると思うがどう答えたらいいかわからない、このメッセージをあなたが見ていると言う事は、私が死んだということ、それを調べて欲しい、それができるのは、クラーク、あなただけ」
メッセージはトーチ編集部のパソコンに映っている。それを見つめる一人の女性。
雷雨の中、トウモロコシ畑に囲まれた道路をその女性が乗った車が通る。運転しながら携帯電話でケント家の住所を調べている。相手はわからない。道に迷ってもいるらしい。携帯に雑音が走り、通話ができなくなり、突然の落雷の衝撃で車はトウモロコシ畑に突っ込む。ほぼ同時に空から落雷とは違った感じの光が走り、目の前の畑に光球が落ちる。一瞬の暗転の後、畑が丸く燃えて、Sの形に地を光が走る中に裸の男性-クラーク-が横たわっている。
車を降りる女性。クラークが目を開け、すっくと立ち上がる。女性にはまだ背中を向けている。恐る恐る、大丈夫?と声をかける女性。名前を聞くが、クラークはわからないと答える。病院に連れて行くわ、雷に打たれて裸で何も覚えてないのね、と言う女性に恥ずかしさもなしに真正面を向くクラーク。ちらちら見てしまう女性。毛布を持ってくる、と車に戻ろうとする彼女に、クラークが名前を聞く。女性が答える。
「ロイス、ロイス・レーン」

どこかの土の壁が丸く開き、外国語の老人が映り、中に何かをみつける。仲間を呼び、穴を更に開いて中から古代エジプトのホルス神に似た像を取り出し、アラー神に祈る。そこへ白いスーツ姿のレックスが駆けつける。老人が像を捧げ持ち、それをレックスが受け取る。像の裏には象形文字のようなものが記されており、その文字の中にはクリプトンのマークと同じものがある。

スモールビルメディカルセンター。
エレベーターで、ロイスと、赤い毛布にくるまったクラークが上がってくる。エレベーターを降りることも思いつかない様子のクラーク。なぜここに?と聞くクラークに、見てもらうのよと言って中へ連れて行くロイス。受付に行くが、身元がわかるまで一緒にいないといけないと言われる。そんな責任はないと言うロイスだが、彼女が話をしている間に離れて動いていたクラークの赤い毛布が外れ、すっかり裸になってしまう。あきれる受付とロイスと、クラークを見てちょっと喜ぶ女性入院患者。

パリ。
宣伝塔にレックスが表紙のフォーブスの宣伝ポスターが何枚も貼ってある。その横をカメラを片手に歩くラナ。すっかり大人っぽいファッションで、歩く男性達から口笛を吹かれるほど。写真を撮りながら歩いているうちに、ある男性にぶつかる。どうやら知り合いだったらしい。キスをしている(すみません、ここ早送りしてしまいました。後日時間ができたら見てみます/基本的にこのサイトはレックス萌え-以下省略)

ハックルベリーフィンを読んでいるマーサ。
スモールビルメディカルセンターの、ジョナサンの個室。
ジョナサンは人工呼吸器をつけられて横たわり、意識がない様子。医者が入ってきて、読むのをやめるマーサ。医者はマーサに、話し合った事をどう思うかと聞くがマーサは夫のプラグは抜かないと言う。三ヶ月変化無し、脳死だ、将来について考えないとと話す彼女にマーサは、私の未来はベッドに横たわっている、あきらめないと言う。マーサの強さに言葉を失う医者。

ロイスが自分のバッグを勢いよく開ける。
それを無表情で見ているクラーク。処置室かなにかの中らしい。
クラークが立ち上がり出て行こうとするのをロイスが、ここにいなきゃだめなのと止めると、クラークはここに用はないと言う。それを押し戻し、座らせて、バッグの中を探りながら、スモールビルには従妹の死のためにきた、クロエ・サリバンって聞いたことある?と聞くロイス。何も答えないクラーク。バッグから二コレットを出して口にいれるロイス。15歳から吸っていて、父に責任があると話す(すみません、ほとんどわかりません)クラークが、君っていっぱい話すね、と言うと、不安な沈黙がいやなの、と答え、時計を見て、45分医者がいないと言う。
クラークが再び立ち上がり、出て行こうとする。彼の前に立ち、私をどかしてから行きなさいと言うロイスの両肩をはさみ、軽々と脇へどけて出て行くクラーク。彼の行動にちょっと笑うロイス。
廊下に出たクラークとロイスを、ちょうど自販機でコーヒーを買っていたマーサが見つけ、慌てて呼び止める。ロイスがそれに気づき、クラークを押しとめる。マーサがクラークに抱きつき、もう会えないと思ったと泣きそうになりながら告げると、クラークが、誰?と聞く。驚くマーサ。かあさんよ、と言うマーサだが、クラークはまったく反応しない。ロイスが、彼は名前も覚えてないの、と説明、自己紹介して、クラークは畑に倒れてたと言う。礼を言うマーサだがロイスの「私って捨て犬と裸の男に弱いのよね」との言葉に当惑する。ばつが悪そうに話を変えるロイス。
マーサはクラークに、家に帰ろうと言う。クラークは「サインを待ってるんだ」と答える。医者に見せるのをすすめるロイスを、これは家族の問題なのとやんわり遮るマーサ。じゃあちょっと戻ってくると言って離れるロイスを置いて、エレベーターに乗り込むマーサとクラーク。「サインを探すのを手伝えるけど、とにかくここを出ましょう」その様子を、バッグを取って出てきたロイスから、記憶喪失の青年を母親に渡したと聞いた受付が見て、マーサ・ケントだと答える。自分が探してたクラーク・ケントだとわかり後を追うが、エレベーターが閉じてしまう。がっかりするロイス。

砂漠の道を一台の車が走っている。空港へ向かっているらしい。
中にはレックスと地元の仲介らしき髭の人物が乗っている。暑さにあえいでいる以上に苦しそうな様子のレックス。時計を気にしている。「自分がここへ来た記録を消して欲しい、全て埋めろ」と言って、封筒いっぱいの100ドル札の束を髭の男に渡す。髭の男は中身をざっと見て「砂の上の足跡のようにね」と笑って答える。
車が砂漠の真ん中のジェット機横に止まり、レックスが乗り込む。今にも倒れそうな様子で機内に入ってきたレックスを白衣の女性(ヘレンではない)が二時間も遅れたと叱りながら迎え入れる。危険を冒す価値があるもののためだと言うレックスに、命より大切なものってなに?と聞くドクター。真実、と答えるレックス。
機内の医療装置のベッドに苦しそうに横たわる。胸二箇所と両腕にチューブを入れる装置がついていて、そこに医者がチューブをつなげて透析を行う。99.9パーセントの人間が死んでしまう状態から助かった、それだけでも奇跡だ、72時間処置しないでいると、機能不全が起きる、と注意する医者。何も言わず、苦しさに耐えているレックス。

ケント農場の納屋。クラークのロフト。
ここはなに?と聞くクラークに、あなたの孤独の砦(fortress of solitude)よと答え、クラークに望遠鏡や写真を見せるマーサ。ラナとクロエの写真を見てもクラークはわからない。あなたを愛してる人たちよ、何も覚えてないの?と聞くマーサ。家のようなところにいたんだ、と答えるクラークに、違う、ここがあなたの家よ、と強く言うマーサ。クラークはそれにも反応しない。ジョナサンの写真を見て、彼は覚えがあるといい、マーサは一瞬喜ぶが、彼は自分が再生するのを邪魔しようとしたと言う。彼はあなたを愛してる、ジョー・エルから救おうとしたのよとマーサが説明するが、クラークは、彼は死んだ、と言って写真を床に投げ捨てる。
写真立てのガラスが割れ、飛び散る。ロフトを立ち去るクラークと、驚いたように見送るマーサ。

レックスのジェット機。
透析処置を受けながら、レックスが発掘された像を手にして見ている。
その時乱気流で機が大きく揺れ、像を取り落としてしまうレックス。像が割れ、慌てて拾おうとする彼を制止して代わりに拾う医者。割れた像の中から、クリスタルのようなものが現れていた。彼女の手からそれをレックスが取ると、突然光りだし、地上の納屋の裏庭にいたクラークがかつてのオクタゴナルパーツの呼び声と同じような音を聞いて苦しむ。心配して近寄るマーサ。音がやみ、クラークは空の彼方に目を向ける。立ち上がり、マーサに、自分はクリプトン人のカル・エル、宿命を果たす時が来た、と告げる。宿命?と叫ぶマーサ。クラークに取りすがって、ジョー・エルね!息子を返して!とクラークの胸を何度も叩く。クラーク・ケントは死んだ、と冷たく言うクラーク。そしてマーサを突き飛ばし、空を見つめ、地を蹴って空に飛んで行く。マーサは倒れながらもクラークの行く先を驚きの目で見つめる。雲の上、成層圏を飛んで行くクラーク。

パリ。
教会の中にいるラナとジェイソン。二人でキスをしたあと(すみません、飛ばして見ました。)ジェイソンが床にある古い絵を見せて、女伯爵マーガレット・イザベル・ソローだと説明する。ウォーリアープリンセスと呼ばれていたらしい。明日はラナの誕生日だからとまた会う約束をしてジェイソンが立ち去り、ラナは絵に紙を被せてチョークをのせて写し取る作業を始めた。現れた像はラナにそっくりで、ラナ自身も訝しげな顔をする。そして何かのマークのようなものに手を触れたとき突然光が絵からラナの体を走る。

クラークはまだ空を飛んでいる。

ケント家ではマーサがスワン博士に連絡を取ろうと電話している。
そこへロイスがやってくる。電話したんだけど、と気軽に中に入ってきてクラークの所在を聞くロイス。二階だけどまだ寝てるわと誤魔化すマーサ。話の途中なのに突然ロイスはキッチンのコーヒーを見つけ、勝手に自分で注いで飲み始める。唖然とするマーサ。マーサが改めて御礼を言うと、ロイスは、お礼が欲しくて来たんじゃない、クロエの死のことをクラークに聞きたいと答える。彼女達は付き合ってたのかと聞くロイス、認めるマーサ(すみません、この辺りはほとんど聞き取れません)クラークは色んな面を持ってるわ、とマーサ。クラークはクロエに対しての最後のチャンスなの、とロイス。FBIはガス事故と言ってるがガス漏れがそんなにあるだろうか?(この辺りも大変あいまいです)何かに気がついたように聞き入るマーサ。
ライオネルは自由になり、クロエの死は何でもない、と言うロイスは、クラークがなにか思い出したら電話させると答えるマーサに、何かライオネルについていいアドバイスはない?と聞く。マーサは、離れて、ライオネルに関係するなという。あなたはどうやって逃げたの?と聞くロイス。逃げなかった、と答えるマーサ。驚いたような顔のロイスの手からマグカップを取り、彼女を見送るマーサ。

レックスのジェット機。
処置が終わり、シャツを羽織ってベッドに腰掛け、輝き続けるクリスタルを手に持って見つめているレックス。
操縦室のレーダーに、猛スピードで近づく影が映る。パイロット達が不思議そうに見る「鳥か?飛行機か?」
機にクラークが追いつき、ドアに手をかけ、引き剥がす。突然の揺れにベッドから落ち、クリスタルを手から離するレックスと、倒れる医者。警告音が鳴り響く機内にクラークが入り、クリスタルがある壁の方に手を伸ばすと、壁で隔てられたレックスの手元からクリスタルが浮き上がり、スチールの壁をぶち破ってクラークの手元へ飛ぶ。クリスタルを手にしたクラークがスーパースピードで去っていくその影を、クリスタルが空けた穴から偶然見てしまうレックス。

ケント家の納屋。
クラークが壊した写真立ての飛び散ったガラスを片付けているマーサ。
そこへ一人の女性が上がってくる。この納屋では何も見つからないでしょう、と声をかける彼女に驚くマーサ。握手の手を差し伸べながら、ブリジッタ・クロスビー、スワン博士がよこしたのよと自己紹介する女性。彼でなければちゃんとした話ができないと言うマーサに、カル・エルのことはわかっていると答えるブリジッタ。博士は誰にも言わないって約束したのにと怒るマーサ。財団以外には、と説明しようとするブリジッタの横を抜けて去ろうとするマーサ。電話するべきじゃなかった、と怒るマーサ。彼の運命はすでに決まってたと言うブリジッタ。私の息子を全然しらないわと返すマーサ。マーサの言葉を受け止め、どうやって答えたらいいか考えてでもいるようなブリジッタ。心を決めたかのように、知らないわ、と答える。でも愛する人が他の呼び声を聞くのを知ってる(グレイターザンユー、のあとがわかりません)気分が落ち着いたらしいマーサが、あなたと博士?と聞くと、ブリジッタは頷いて、違う人生よ、と答える。マーサの手を取って、受け入れてくれるなら、助けることができると説得する。あなたの息子はどこ?との問いに、わからない、飛んで行ってしまったと怖々と答えるマーサ。クリプトニアンの宿命に取り込まれたんだわ、と言うブリジッタ。どういう宿命なのか知ってるの?とマーサが聞くが、ブリジッタは、知らない、でも三ヶ月前のフィールドの記号の意味は、クリプトンの記号だ、父親の意思に対抗できるのは母親の愛情だけだ、と諭す。そんなことできないと言うマーサに、ブリジッタは持ってきていた箱を開ける。中には黒い石が入っている。黒いクリプトナイト。ただ一つの希望よ、と言うブリジッタ。

刑務所。頭の左上に怪我の手当てをしてあるレックスが入ってくる。黒いスーツ姿。
ものすごく調子よさそうだね、と声をかける格子の向こうに、ベッドに足を乗せて、本を下敷きに腕立て伏せをしているライオネルがいる。腕立て伏せをしながら、お前についての本を読んだぞ、興味深い記事だ、と話すライオネル。腕立て伏せをやめて本を取り、メガネをかける。レックスが表紙で、あおり文句に"Savior of LuthorCorp"と書かれているフォーブスをレックスに見せ、救世主だと言ってる、彼に何が起ったんだ?と言う。ルーサーコープのことについて誰かを責めるなら、鏡を見てみなよ、とレックス。CEOが殺人で訴えられてるのを顧客はよく思わないと言う。(最初のフレーズが全く聞き取れません)メガネを取り、自分は檻の中にいるだけで死んではいないと言うライオネルの言葉に、微笑するレックス。(レックスに背を向けてベッドに座るとき、なにかいいますがわかりません)レックスが、いらいらしたように金網に右手をかけて「で、どうやったんだ?」と聞く。なにをするって?とライオネル。20000フィートで俺のジェット機を壊したろ?と言うレックス。振り向いて、答えを促すレックスの様子に、顔色が悪いぞレックス、大丈夫か?と聞くライオネル。あきれたように一瞬下を向き、我慢強く話を続けるレックス。どこだ?と聞くレックス。正直に言って、お前が何を話してるか見当もつかない、と言うライオネルに、じゃああんたの記憶を呼び起こそう、とレックス。
古代の三つの超古代の遺物があって、それが集まるとアレキサンドリアの図書館のような何かが現れる(物凄くあいまいな聞き取りなので、意味が違うかもしれません)。おとぎ話を追ってるぞ、と答えるライオネルに、あんたも信じてこの二年間調べてた、と返すレックス。ライオネルが財団の調査だと言うと、洞窟にあった記号とおなじものが見つかった、あれが自分の命を救えると思うか?とのレックスの言葉に首を横にふる。バカ話に付き合ってる時間はない、と言い切って立ち上がるライオネル。あきれたようによそを見るレックス。クロエの死について話す。彼女は事故だったと言うライオネル。俺のブランデーに毒を入れたことは?と言うレックスに、いらつくライオネルが言う「私を化け物かなにかと思ってるな?家を吹っ飛ばしてブランデーに毒を入れて?」レックスは、彼の言葉をさえぎり、10分横たわってた、普通なら死んでたが俺は常人じゃない、ときつく告げる。ライオネルは静かに、そうとも、俺の息子だ、と言い、レックスも静かに、神が俺を救った、殺すことができない相手を侮辱すべきではない、と言って去っていく。

カゥワッチ洞窟。ナーマンとジゲットの絵が映る。
クリスタルを手に洞窟に入ってくるクラーク。以前八角形のパーツをはめ込んだ窪みに右手を当てると、窪みを中心に、壁に四段階の光の輪が現れる。そのうちの外側の大きな三つの輪の部分部分に手を当てると(スターゲイトのホームダイヤルでのシェブロン決定のような感じ)、三つの違う色の光が輪の上に現れ、それが一直線になって指した方向の洞窟の壁が突然開く。光があふれるその中へ入っていくクラーク。
中には、八角形の中央が丸く光る台があり、そこにはクリプトンの文字が記されている。台の中央の三角形の窪みの左端に、クラークは持ってきたクリスタルを置く。クリスタルが光を放つ。
その瞬間、画面が切り替わり、パリのラナが映る。
ベッドで全裸で寝ていたラナが、ドアを強く叩く音に驚いて起きる。余りにも異様な強い叩き方に怯えたような雰囲気のラナ。部屋の片隅には、ウォーリアープリンセスのトレース画が置いてある。シーツを体に巻きつけ恐る恐るチェーン越しに覗く。そこにはジェイソンがいた。大丈夫かと聞くジェイソン。ラナは震えながら、大丈夫、下で待っててと言ってドアを閉める。髪を振り乱したまま、何かを恐れるかのように部屋のほうを見る。

カゥワッチ洞窟。
クラークが光の部屋から出てきて壁が閉じる。そこにマーサがいる。来るな、マーサ・ケントと言うクラークの胸に、青く光るクリプトナイトを押し付けるマーサ。そこにいるクラーク、愛してるわ、と強く言う。クラークは苦しみ震えだし、上半身の服が消え、胸にクリプトンのマークのあるクラーク-カル・エルとマークの無いクラークに分かれる。カル・エルがクラークの首を片手で締め付け、クラークは負けそうになるが、マーサがクラークの手に青く光るクリプトナイトを投げ渡す。それをキャッチし、カル・エルの胸に突き入れるクラーク。カル・エルは苦しみ、光を放ち、消える。消えるときの衝撃波で洞窟の壁に飛ばされるマーサ。同時に、スモールビルメディカルセンターのベッドの上で、ジョナサンが突然起き上がり、意識を取り戻す。

横たわるクラークの傍らにやってきて、頭を自分のひざに乗せるマーサ。クラーク、と声をかけるマーサに、僕だよ、母さん、戻ってきた、と静かに言うクラーク。いとおしげにクラークの頭を撫でるマーサ。

スモールビルメディカルセンター。
病室で、洋服を着たジョナサンがマーサと熱いキスをしている。クラークが入ってきて咳払いすると離れる二人。先生はなんて?と聞くクラークに医者が歩く奇跡だって言ったぞと話すジョナサン。クラークに礼を言うジョナサンにクラークは、本当のヒーローはかあさんだよと答える。
何があったか覚えてるかとのジョナサンの問いに、最後の数日ならと答えるクラーク。更に、お前のかあさんが言うには、お前は飛べるんだって?と聞かれ、カル・エルは飛べる、クラークはまだ。どんな感じだったかとの問いには、素晴らしかったし、怖かった、何もかもできるだろうことが、と言う。マーサは、あなたはできるのよ、と優しく言う。できるのはかあさんだよ、とクラーク。(このあとの部分はなんとなくはわかるのですが、会話としては理解できませんでした。クラークが、三ヶ月間の間のなにかを話し、マーサが、私は自分達にとってよいことをした、三人はいつかまた一緒になるとわかってた、というような内容だと思うのですが…)固く抱き合う三人。

パリ。ラナがシャワーを浴びている。
シャワーから出て鏡に背中を映すと、背中の腰のところに昨日のウォーリアープリンセスの絵にあったのと同じマークが刺青のようについている。わけがわからない様子で見つめるラナ。

刑務所。ライオネルの独房。
ライオネルが手鏡で髪の毛をしきりに触って気にしている。手鏡に入室してきたロイスが映る。彼女を見て「君はマーサ・ケントではないな」と意外そうに言うライオネル。
ロイス・レーンだと言っても会ってくれました?と聞くロイスに、ロイス・レイン、そうか、君はクロエ・サリバンの従姉妹だ、と答えるライオネル。監獄の金網のところまで歩き、ロイスの正面に来る。金網にかけているロイスの左手の指を持ち上げ、つめを噛むのか、悪い子だ、と言い、彼女から離れながら、出て行けと言う。私は隠れ家の爆発が偶発事故だったとは信じてない、と話すロイス。もちろん君はそう信じてるだろう、とライオネル。疑うまでもないわ、死の物狂いでしょう、と言うロイスに、なにかあるのかとライオネルが聞くと、彼女は、何も、と答える。ライオネルが笑い、ロイスも笑う。なんでここに?とのライオネルの問いに、笑顔を消し、従妹の死に責任があるクソ野郎の顔を見ておきたかったからよ、と冷たく答えるロイス。一瞬の沈黙の後、あなたはやらなかったかもしれないけど原因ではある、と続ける。ライオネルは、単純な真実だ、私は彼女を雇い、彼女はそれを受けた、こちらが終わっても彼女は違った、彼女の死は彼女自身の行動によるものだ、それ以上わからない、と説明する。ライオネルに閉園時間だと追い返されるロイスだが帰りかける足を止め、これをやった人に殺されるわね、誰かもなぜかもわからないけどクロエがいなくなって、あなたは多分自由になる、もう準備中かしら?と言い放って行く。なにか言いたげに彼女のあとを見るライオネル。

クロエの墓。1987-2004とある。
墓石の前にロイスが花束を置き、お葬式に行かなかったの、嫌いなのよと話しかける。ちょっと泣いて、一人でも原因を突き止める、と言うと、クラークの声がする。「一人じゃないよ」
振り向くロイス。クラークは花束を持ち、青い上着に赤いシャツを着ている。ロイスがここにくるって知らなかった、と言うクラーク。ため息を一つつき立ち上がって、お近づきになれて嬉しいわ、私を誰だか覚えているなんて驚き、と冷たく言うロイスにクラークは覚えていることを少し並べ、この数日のことは説明できないと言う。信じていない様子のロイス。クラークは続けて、クロエは一番の友だちだった、彼女を失ったのは君だけじゃない、と言う。なにかできるのは私だけよ、と言うロイス。(何かロイスの事で話が入り組んだようですが、よくわかりません。次回エピソードのネタばれを見ると、クラークの家に泊まる話だったかも)ロイスは礼を言って離れていく。一人になってクロエの墓を見つめるクラーク。クロエの父の墓もある。じっと見つめた後伊を決して墓の下を透視する。墓の中は空っぽだった。クラークはロイスを呼び、クロエはまだ生きてる、と告げる。

END