シーズン5

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#501 Arrival

シーズン5が始まりました。 事前にネタバレをたくさん見たわりに意外性があって面白いドラマになってると思います。
シーズン4の第一話より面白かったのは、多分一定の答えがでたからでしょう。 スペースシップ、クロエ、ラナ、フォートレス・オブ・ソリテュード、そしてクラークとレックスの友情。
いつもどおり私の愚痴モード全開です。…だってレックスが…。
SMALLVILLE DAYSブログは毎度のごとく愚痴や偏見はいりまくりの単なるレックス萌えですので、正確で確実なストーリー解説をご希望の方はぜひ『Mooovingな日々』さまへどうぞ。 っていうか私のブログではストーリー絶対わかりません。えっへん(いばるなよ)

物語の本筋の前に、今回オープニングでクリスティン・クルックの名前を表記し間違える大ミスをしてます。KRISTINがKRISTENに。K-Siteに画像があります。こちら。来週分までには直すらしいです。 一応ヒロインなのにありえない〜(笑)

本編の感想。
長年にわたったクロエの苦労がようやく報われました!よかったねクロエ!でも秘密を知ったらそれなりの運命が待っている気も…。
クラークは自分の能力よりもクロエを選んで、しかもラスト近くではラナも選んだ。なんて平等なんだスーパーマン。
フォートレス・オブ・ソリテュードはなかなかいい感じでした。いかにもCGでーす!って画面は「をいをい」ですが、テレビだし予算限られてるし。 レーダーや衛星写真には映らないシステムなんだろうなとか勝手に設定の言い訳を考える自分が悲しい。
スーパークラークになって家までドライブして、って頼むクロエと、にこりともしないクラーク。
病室でも君はいい友だちだよって、クロエの顔を見ないで言うクラーク。
このシーンは放送前にネット上で公開されていたあれですが、話の流れで見るとちょっとクラーク冷たいかな。 でも実は知られていたことに困惑してクロエの反応を恐れていたんだってわかって笑顔になるので、ちょっとクラークに同情しました。ピートのときに嫌な思いしたから臆病になってたのかもね。

さて。 レックスが変です。
かつてライアンに善と悪ってのは電灯のスイッチじゃないって説明した彼が、突然スイッチ入っちゃったりします。 しかもアレクサンダースイッチじゃなくて、ロボット風スイッチ。
いろいろあってラナが勝手に道路で意識をなくして倒れるんですが、それを見ているレックスに全く表情がない。 表情がない表情をするって難しそうですが、もちろんMRですからきっちりいい仕事してます。 見てるこっちは「ラナに恋をしてるって説はこれでなくなったぜ」とか適当に盛り上がったわけですが、実はこれが伏線っぽかった。

すっかり壊れたケントの家で、一度でいいから俺に正直になってくれ、友達ならほんとうのことを話してくれって頼むレックスに一瞬たじろぐけど結局嘘を突き通すクラーク。
クラークに"No"と言われたあとのレックスの表情もまた、ラナを見ていたときと似た無表情。
これまではクラークに拒絶されると焦燥感や怒りや微妙な嫌悪を見せていたのに、今回はクラークを突き放した感じに見えました。
でもクラークはどうせまたなにか困ったことがあったらレックスの厚意に甘えに行ったりするんだろ…。人間として最低だクラーク・ケント、と突っ込もうと思っても奴は宇宙人。
あれですわ、文化の違いなんですわきっと。そう思うことにしよう。文化は遺伝子に刷り込まれないはずですが、クリプトニアンは刷り込みがあるんですよきっと。 文化どころか文明が違う星なんだから遺伝子への刷り込みだのなんだの、なにをどうやっても不思議じゃありません。

そしてレックスがクロエを迎えに行ったときに、決定的なことがありました。
病室で眠っていたクロエが人の気配に「クラーク?」って言って目を覚ますと、そこにはレックスが。
ユーコンの奥地にどうやってクラークが来られるんだ?ってセリフがあるんですが、そこのセリフの発声がすごく変。温かみがなくて平坦な感じ。 言葉がほぼわからない私ですらそう感じるんだから、よっぽどおかしいんだと思ってもらってかまいません(態度でかいな)
さすがのクロエも心配そうな顔をするほどで、その直後にいつものレックスの深くて暖かい発声で「君をつれ帰りにきた」って答える。
何度も頭打ったからとうとうきちゃったのか?とかわざと自分を笑わせようと考えたりしますが、あれはどう見てもロボットスイッチ。 フォーラムでは"evil switch"とか言われてるようです。

なんというか…私はレックスファンなんで、もうまともにこのドラマを見ることができないのかもしれません。
だってどう考えてもクラークのレックスへの発言や行動はおかしく思える。理由が思い当たらないんですわ。
特に今回。 クラークが壊れた家の中で呆然とする気持ちはよくわかる。でもそこへやってきたレックスにいきなり憮然とした態度で両親のこと聞いたりするって、一体なに?
二人は病院で無事って全部情報把握してるレックスもある意味すごいけど、でも一応礼儀ってもんがあるだろうに。
レックスが洞窟でクラークを見たことやクロエのことを聞いたからって、なんで攻撃態勢なのよ。
もっといろいろ言いわけを考えることもできるのにひたすら否定するのは、相手にすごく失礼じゃないのか? 言いわけするだけの価値がないって意味にも取れるよ。開き直る態度にすごく腹が立つ。
確かにクラークはレックスの命を救った。すごく恩はあるだろうけど、でももういい加減にしとけよと。

レックスの隕石の研究は悪事を起こそうとしてではなく好奇心とビジネスとちょっとだけ世界平和への気持ちであって、それがクラークを追い詰める結果になっているとは全然わからない。
前シリーズでの三つの石探しも、クラークの邪魔をしようとしたわけじゃなくて好奇心。
でもクラークは自分に後ろめたいところがあるからちょっとしたことでレックスを疑う。 ここまでされると、以前も書いた気がしますがレックスにはものすごく悪いことを隠れてやっているってことにして欲しい。でなきゃ気がすまない。 徹底的に誰から見ても「それは絶対レックスが悪い」って思えるような状況を作ってもらわないことには、やるせなくて見るのが辛いですわ。

それにラナの行動もすごく変。
ちょっと前までジェイソンジェイソン言ってて、彼をつなぎとめるためならバージン捧げてもいいなんて考えてたのに、ジェイソンが死んだってわかっててその新聞記事を持ったままクラークに再告白とキスですか。
クラークとラナがどうなろうとどうせ将来はロイスが奥さんなんだから(…これもちょっと現段階では考えづらい展開…)勝手にやってろとも言えるんですが、ラナの「好き」ってそんなもんなの?
実はずっとクラークを心の底で愛していたけど、自分を見失ってただけ?でも他人からその行動見ると、ただの尻軽女じゃないのかな。エッチしてないから尻軽じゃないのか。
あの新聞に書かれた文字なんですが、レックスの筆跡とずいぶん違うけど…。レックスの筆跡ってもっとカクカクしてたはず。単なる設定ミスなのかそれとも他に「L」がいるのか…。
ライオネルは違うだろうし…ロイス?(違う違う)
このシーン、新聞を見るラナの顔がちょっと猪木してましたね。あの表情はKKの憤怒やアグレッシブさの表現なんでしょうか。逆にすごく悪人に見えるんですけど(笑)

あ、黒人男性と白人女性のクリプトニアン。あれは完璧に伏線へのおまけ状態ですね。つまんないし安易すぎる。クラークとのレックスの書斎での対決はしょぼかった。 あれだけ派手に壊しておいて、レックスにどう言い訳するのかな。レックスが帰ってきてあの窓の壊れ方見たら怪しむに決まってるのに。
クリプトニアンについては、実は彼らのほかに……。ラストまで目が離せません。っていうか離したらだめです絶対(笑)

それから、ジェイソンがケント家の残骸に埋まっていたと思われるのですが、ロイスが来たときジョナサンはマーサのことしか言わなくてジェイソンを探しもしなかった。 せめて死体の手だけとかでも見せてくれればいいのに。

あと気になった部分。
息子のスーパーパワーをある程度あてにしていたに違いないジョナサン(笑)
あれだけ被災者やクリプトニアンにやられた軍や警官が運び込まれているにもかかわらず、なぜか軽症なのに個室にいるマーサやラナ。
ラナはレックスがお金だしてるのかもしれないけど、マーサはおかしい。治療台に寝かされてるだけでもよさそうなのに。
事前のネタバレの中でFoSのセットは洞窟のセットの流用みたいなことがあったんですが、洞窟もちゃんと出てました。私のことだからなにか読み間違えたんだと思います。申しわけない。

あ、あとスパイク(違うって)が楽しみです。思ってた以上にドラマの空気になじんでます。
見てて思ったんですが、ジェイソンっていうかジェンセン・アクレスはSMALLVILLEには線が細すぎで正統派美形すぎだったんだね。 この物語にはちょっと歪んだ美貌がぴったりなのかも。某建築家のプロポーズの言葉ではありませんが、君はバロックのようだってアレですね。それを美しいと思うか歪んでるじゃんって思うかはもうそれぞれの美意識とか趣味の違いかな。

追記
シーズン4ラストの自分のブログをサイトにコピーしてて気がついたんですが、今回は三ヶ月しないでシーズン2の第1話のように日にちをおかずに進んでましたね。クラークはちゃんと大学のオリエンテーションに間に合いそうです。 で、やっぱり気になる入学手続き締め切り(笑) もう出したあとだったんでしょうかね。