#305 Perry

この回、実は最初ぼーっと見て「なんかすっげー面白いじゃん!なにこの微妙なギャグ!」ってシーンに笑い続けてただけだったんですが、ある時ふっと「ペリーホワイトって、プラネット編集長のペリー・ホワイト?!」ってわかってびっくり。新スーパーマンを毎日見ていた時期だったので改めて自分の記憶力のなさに呆れました。まあ私の記憶力の限界についてはいいとして、お話なんですが。

世の中には「なんでこの人には間が悪いときばかりに会うかな」って人がいたりしますが、スモールビルでのクラークにとって、ペリー・ホワイトはあきらかにそういう人物で、ペリーが酔っ払いって設定じゃなかったら絶対ばれてるよな、って感じです。
レックスが学生のころに彼に騙されて(レックス自己申告による)、思いっきり嫌ってるのも将来の伏線として面白い(酒場に逆光で現れたのには爆笑しました)
太陽がクラークの力の源なのではないだろうか、とわかるのもこの回なんですが、太陽フレアのせいでクラークの能力にムラがでてとんでもないことになるのが、見ている側からは爆笑物。
トラクターが持ち上がらなくて、もう一回やってみろってジョナサンに言われてちょっとがんばったら空高く飛ばしちゃって、ちょうど町を出て行くバス待ちのペリーの前に落下、飲もうと思ってた酒を全部捨てるペリー、とか、朝、ペリーの目の前で突然走るのが速くなって止められなくなり、視界の果てに消えて行っちゃって、その日の夜に長距離バスでコロラドスプリングスから帰ってくるクラーク、とか。そのたびにこっちは「ばーっかでー!げらげらっ」と、お気楽に笑うんですが、当人達は必死なのが更におかしい。
暗いお話が続く第三シーズンで、この回はほんとに貴重です。他のエピソードに疲れたら、これを見ることにしてます。